日焼け止めの常識。その2

さあ、前回の日焼け止めのお話しの続きです。

日焼け止めの種類って??
日焼け止めには大きく2種類あり。

紫外線吸収剤

紫外線を吸収し熱エネルギーに変える効果があり、肌に塗っても白くならない。
ただ、原料が有機化学物質のため、肌の弱い方はかぶれることがあるので注意が必要。
紫外線UV-Bを吸収し熱エネルギーに変換して紫外線を放出するが、この作業を繰り返すので、肌への負担が大きい。

紫外線散乱剤

いわゆる、ノンケミカル。

酸化チタンや酸化亜鉛などの無機化合物の粉体により、紫外線を物理的に散乱・遮断させます。こちらは、肌で化学反応を起こすことはないので、肌にダメージなく、紫外線の光を反射させて肌を紫外線から守ります。UV-Bの防止力は紫外線吸収剤の方がよいが、紫外線散乱剤はUV-Aも防止してくれます。

 

自分の肌の状態に合わせて使い分けてね。

以前は【ノンケミカル】と言えば、白浮きする、馴染みにくいなどと言われてましたが、今はそんなことないですよ。
また、日焼け止めを適当に塗って満足、十分と安心してませんか?
使用量を守らないと、表示通りの日焼け止めの効果はありません。前回お話ししたSPF値とPA値の効果がしっかり出るのは、しっかり塗れていることが条件なのです!!

じゃ、規定量ってどれくらい?
なんと、皮膚1㎠につき、2gですって。顔の大きさをだいたい400㎠とすると、顔だけで500円玉大くらいの量が必要。
恐ろしくも、量が足りてないではないかと・・・今、気づいた方。。。

美容コンシェルジュ コハク

遅くはない!これからしっかり塗っていきましょう。

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