「塗るボトックス」という言葉を聞いたことはありますか?
ボトックスといえば、シワ治療として有名なボトックス注射を思い浮かべる方が多いと思いますが、最近ではスキンケア化粧品の中にも「塗るボトックス」と呼ばれるものがあります。
では、本当にボトックスを塗るのでしょうか?
今回は、塗るボトックスの正体や効果、配合されている成分についてわかりやすく解説します。
塗るボトックスとは?
塗るボトックスとは、ボトックス注射の働きをヒントに開発されたペプチド成分を配合した化粧品のことです。
実際のボトックス治療は、ボツリヌストキシン製剤を注射することで筋肉の動きを抑え、表情ジワを改善する治療です。
一方、化粧品ではボツリヌストキシンそのものを配合することはできないため、筋肉の収縮に関わる神経伝達にアプローチするペプチド成分が使われています。
そのため「塗るボトックス」と呼ばれています。
塗るボトックスの代表的な成分
アルジリン(アセチルヘキサペプチド-8)
アルジリンは、表情ジワのケアを目的として開発されたペプチド成分です。
神経伝達物質であるアセチルコリンの働きにアプローチすることで、表情筋の収縮をやわらげる作用があるとされています。
化粧品では「アセチルヘキサペプチド-8」という名称で表示されています。
主に、目元の小じわ、額のシワ、眉間の表情ジワなどのケア成分として配合されています。
シンエイク
シンエイクは、蛇の毒が持つ筋肉弛緩作用に着目して開発された合成ペプチドです。
もちろん実際の毒ではなく、安全性を考慮して作られた化粧品成分です。
化粧品表示名は「ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド」という名称で表示されています。
アルジリンと同様に、表情筋の動きに働きかけることで、小じわを目立ちにくくする効果が期待されています。
塗るボトックスの効果
塗るボトックス化粧品には、次のような効果が期待されています。
- 表情ジワの予防
- 目元や額の小じわケア
- 肌のハリ感アップ
- エイジングケア
ただし、化粧品のためボトックス注射のように筋肉の動きを止める効果はありません。
あくまでスキンケアとしてのシワ予防やハリケアになります。
塗るボトックスはこんな方におすすめ
塗るボトックス化粧品は、次のような方におすすめです。
- 目元の小じわが気になり始めた
- 表情ジワを予防したい
- ボトックス注射には抵抗がある
- 毎日のスキンケアでエイジングケアをしたい
軽度のシワや予防ケアには、スキンケアでのアプローチもおすすめです。
深いシワにはボトックス治療が効果的なことも
すでに深く刻まれてしまった表情ジワの場合、スキンケアだけでは改善が難しいケースもあります。その場合は、美容クリニックで行う
- 額のシワ
- 眉間のシワ
- 目尻のシワ
などに対して、ボツリヌストキシン注射(ボトックス治療)が効果的な場合もあります。
化粧品の効果や治療の効果には個人差がありますので、気になる方は、みー先生にご相談ください。



